「これ美味しい!」「この香り好き!」って思ったコーヒーって何ですか?
それは苦み、酸味、コク、香りetc。
コーヒーの好みは人それぞれ。
また、コーヒーを飲むシチュエーションによっても、同じコーヒーで若干感じる風味が変わりますよね。
雰囲気のある喫茶店、お洒落なカフェ、野外、車の中etc。
店長
コーヒーは色んなシチュエーションで、沢山の人に飲み親しまれている飲物ですよね。
今回は、沢山の人に飲み親しまれているコーヒーについて、「原産地による違い」や、「コーヒー豆のの焙煎」、「コーヒー豆の挽き方」などから美味しいコーヒーを選ぶポイントをご紹介します。
ポイント① コーヒーの原産地と味や香りの関係
コーヒーの原産地によってコーヒーの味や香りは大きく変わります。
産地と品種名、主な味や香りの特徴を見てみましょう。
コーヒーの産地・品種名・主な特徴をまとめた一覧
産地 | 品種名 | 主な味や香りの特徴 |
インドネシア | マンデリン | 上品な風味でやわらかな苦み |
エチオピア | モカ・イエメン | まろやかな酸味とコクで甘酸っぱい香り |
メキシコ | メキシコ | 酸味と香りが適度でやわらかな味わい |
キューバ | クリスタルマウンテン | 最高級品質と言われる事が多く、酸味と苦みのバランスが絶妙で上品な味 |
グァテマラ | グァテマラ | 甘い香りと芳醇な風味 |
ケニア | ケニア | 強い酸味でキレがある |
コスタリカ | コスタリカ | 上品な味で芳醇な香りと適度な酸味 |
コロンビア | コロンビア | まろやかなコクで甘い香りとまろやかな酸味 |
ジャマイカ | ブルーマウンテン | 全てのコーヒーの良さを兼ね備えているようなバランスの良いコーヒー |
ベネズエラ | ベネズエラ | 適度な香りがあり、独特の苦みと軽い酸味 |
ブラジル | ブラジル・サントス | 高い香りと適度な酸味と苦み |
ハワイ | ハワイ・コナ | 甘い香りと強い酸味 |
タンザニア | キリマンジャロ | 豊かなコクで甘い香りと強い酸味 |
ベトナム | ロブスタ | 独特の香りで強い酸味 |
コーヒーの品種名を見て
『あ~これ飲んだことある!』
と思った人もいるかもしれませんね。
上の一覧のとおり、原産地によって味や香りが違い、それぞれ特徴を持ったコーヒーとなっています。
店長
私は、一番上に書いたインドネシアのマンデリンが好きです
マンデリンは酸味が少なく、やわらかな苦みのコーヒーです。
コーヒーの種類を選べる喫茶店に行くと必ずチョイスします。
コーヒーを豆から選ぶ場合、上の表に書いた品種名からある程度の味が想像できます。
「酸味」「苦味」「甘み」どのタイプのコーヒーが好きかによって、豆をセレクトしたらよいですね。
まだ自分の好みがわからない時は、
「ブルーマウンテン」や
「クリスタルマウンテン」を選ぶと
ととのった味で飲みやすいと思いますよ。
ポイント② コーヒーは焙煎で味が変わる
「コーヒー通」の方は、自分の家でコーヒー豆を焙煎する方もいらっしゃいますが、私はそこまで拘っていません。
コーヒー豆を焙煎する工程はプロにお任せして、焙煎したコーヒー豆を購入しています。
「繊細な作業は自信がありません」と自信を持って言えます。
では、コーヒーの焙煎の度合について一覧で見てみましょう。
この焙煎の工程で風味や苦みも大きく変わります。
コーヒー豆の品種や飲み方によって、焙煎度合いを変える。これ注意しないと、、、大変な事になるケースもあります。
コーヒー豆の焙煎度合い一覧
焙煎の度合い | 各焙煎の細かな呼び方 |
浅煎り | ライトロースト シナモンロースト |
中煎り | ミディアムロースト ハイロースト |
深煎り | シティロースト フルシティロースト |
極深煎り | フレンチロースト イタリアンロースト |
ご自宅で豆を煎るといった工程自体は、フライパンでもできるらしいのですが、その煎った豆が『自分好みの風味になるか』は自信がないので購入だけにしているという訳です。
店長
ちなみに、皆さんがお店で一般的に良く飲んでいるのは、ハイローストのレギュラーコーヒーが多いと思いますよ。
一度、マンデリンをフレンチローストにしたら、
苦みが強すぎて2口で「ムリ~」となりました。(個人的感想)
なにごとも試さないとわかりません。
この時の豆は他のコーヒーとブレンドし美味しくいただきました。
ポイント③ コーヒーの飲み方に合わせ、豆を挽く
コーヒー豆をコーヒーミルを使って挽くと、それだけで何とも言えない良い香りが辺りに漂います。
また、コーヒー豆を挽く時の粗さによってもコーヒーの風味が変わります。
コーヒー豆を「挽く粗さ」と「適した飲み方」一覧
挽いた粒度 | 主な飲み方 |
極細挽き | エスプレッソ |
細挽き | 水出しコーヒー |
中細挽き | ペーパードリップ |
中挽き | ネルドリップ |
粗挽き | パーコレーター |
※家庭にコーヒーメーカーをお持ちの方もいらっしゃいますが、コーヒーメーカーだと「中細引き」が良いと思います。
コーヒーミルは「手挽き」or「電動挽き」どちらを選びますか?
市販されているコーヒーミルには主に、手で持ち手をクルクル回す「手挽きタイプ」とモーターを使用する「電動タイプ」があります。
それぞれ持ち味があるというか、自分で挽いてる感があるのは圧倒的に
「手挽きタイプ」のコーヒーミルです。
が、毎日コーヒーを何杯も飲むという方は、手挽きコーヒーミルは大変なので、
「電動のコーヒーミル」を、おすすめします。
「俺、好きな物には手間暇を惜しまないタイプだから」って人は手挽きでガリガリと挽いてください。
私は、、、手挽きタイプです。時々、腕がツライけど、、、美味しいコーヒーの為に頑張るよ(自己満足の世界です)
「手挽きタイプ」のコーヒーミル
※準備中
「電動タイプ」のコーヒーミル
家庭でペーパードリップやネルドリップでコーヒーを楽しむ場合は、
「中挽き~中細挽き」
の粗さで挽いてください。
コーヒー豆とコーヒーミルを手に入れると気分は個人喫茶店オーナー(笑)
まとめ
おいしいコーヒーを選ぶ3つのポイント。
店長
人の感想に流されず、必ず自分でいろんなコーヒーを飲んで
「この豆だ~」
を見つけて下さいね。
私は、喫茶店で出会った
「本日のおすすめコーヒー:
マンデリン」
を飲んでから、コーヒーに対する想い入れが変わりました。
それまでは、単にブレンドかアメリカンを気分によってオーダーしているだけ。
「本日のおすすめコーヒー」から自分に合ったコーヒーに目覚め、コーヒーの事を色々と調べるようになりました。
今でも色んなコーヒーの品種を試しに飲んだりして、
「これもイケる!」
と発見する事が多いです。
店長
それでもマンデリンが今の私にはベスト。
これも年齢や飲むシチュエーションによって変わっていくんだろうな~と思っていますけどね。
まずは、色んな豆を自家焙煎してコーヒーを出してくれる喫茶店に通って、自分の好みの味を見つけよう!
今日飲んだコーヒーが何だったのかを知る事が、美味しいコーヒーに出会う近道。
あッ、、、自分にとって未知のコーヒー豆を、イキナリ大量に購入する事はやめた方が良いですよ!
自分に合わない豆だった時に猛烈に後悔します。
ブレンドしたら結構いけるんですけどね。
まとめのまとめ(ちょっと脱線)
そういえば、喫茶店やネット通販でも
お店独自のブレンドコーヒーがありますね。
その店の店長さんが独自に「何種類かの豆をブレンドして提供している」お店の看板メニュー的存在です。
「コーヒー豆」や「焙煎度合い」「挽き方」にそこまで拘りないけど、これからコーヒーデビューしようかな~って方は、ブレンドコーヒーから試すのも一つの手です。
では、また気付いた事があったら追記していきます。
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